11月28日ワークショップの詳細です

すげーたくさんある今年の<フェスタ>の企画。これから1コずつ詳しく紹介していきます。色んな人が色んな思いでやっています。みなさまも一緒にぜひ。

日時:2009年11月28日(土) 場所:「四谷ひろば」内
主催: 反戦と抵抗の祭<フェスタ>09実行委員会

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★13時〜15時半@2階コミュニティールーム2 
「抵抗の発明」ワークショップ:<イラク戦争を地図から可視化する>

イラク戦争は今も進行しているにも関わらず、情報は隠蔽され、風化されようとしています。
ですが、大量無差別戦争は行われています。みんなで、地図から可視化しませんか。

反戦と抵抗の祭09今年のフェスタのテーマは「抵抗の発明」。様々な反戦に関する表現方法がありますが、
このフェスタではどのような方法があるか、具体的に模索を試みます。ワークショップ、討論会、上映会、シンポジウム、意見の交流、啓発、そしてデモを行い、反戦の抵抗の表現をする予定です。その中のワークショップは、イラク地図から実際のイラク戦争とは何だったのかということを、参加者みんなで作り上げていき、可視化する、そして具体的な言葉や声に落としていきます。

このワークショップの特徴は、みんなで戦争を調べ、イラクの地図に実際の報道からわかる市民の死傷者や、デモ、アメリカ兵の人数、兵器の種類を付箋やマジックで書き込み、曖昧で隠蔽されているイラク戦争を一目で参加者がわかることにあります。さらに、単なる受け取った情報だけでなく、デモで使用する言葉やMC、声の表現を参加者が、多様な表現をしていくところまで落としていきます。

地図から見えることは数多くあります。今回、3種類の大きな地図を用意しました。バグダッドと、イラク全体、それと世界地図です。そこに付箋やマジックで実際に書き込んでいきます。2007年民間人の死傷者が8万人を超え、モスクが攻撃され、フランスやイギリス、日本でデモが行われました。劣化ウラン弾も投下され、ジャーナリズムも狙撃され、人質も数多く捕らえられました。自爆テロも数多く発生しています。また世界でどの国がこの侵略戦争に加担したか、地図上で把握することは、文字を追うだけでなく、視覚的に把握できる試みとなるはずです。さらに個人の一人一人の内なる言葉や声で、表現する方法も試みていきます。

ともに表現していきましょう。


★15時半〜18時@2階コミュニティールーム2

かんたんプラカードで「言葉の群れ」をつくろう! ワークショップ

このワークショップを企画するそもそもの動機は、

「私たちは/デモ中に/言葉を使って/もっと豊かに表現することができるはず」

というものです。
そのうえで、3点ほどポイントを考えてみました。

◎「言葉の群れ」、を意識してみましょう
ただ、「一つのデモ空間で路上の人に見せる」以上は、観る側からは「言葉の群れ」として受容されるだろうことは間違いありません。そのことを意識しながら、作る側がプラカードを作ってみると、とても面白いと思うのです。
制作時には個人的メッセージを綴りがちであるプラカードなのですが、実際デモという行動に用いられる際には全体像を構成する一部分(すなわち社会的表現)となるはずです。個と集団という二次元で発することばの選択を楽しんでみましょう。

◎ブラッシュ・アップを楽しみましょう
今回のワークショップでは、書き直しできる素材(メディア)、具体的には100円ショップで買えるミニ黒板やミニ白板を用意します。
また、「書き直し」が可能であるということにも重点を置き、他者のメッセージを聞くことで自身のことばをブラッシュ・アップさせる過程を楽しんでみましょう。

◎言葉について、柔軟に考えてみましょう
プラカードの言葉は、権力者に向けた言葉である必要はありません。
たとえな、以下のような言葉も面白いと思います。
ニック・ロウという人の歌です(下の映像右がニック・ロウ、左はエルヴィス・コステロ

(WHAT'S SO FUNNY 'BOUT) PEACE, LOVE & UNDERSTANDING

Written by NICK LOWE

As I walk through this wicked world
僕はこの荒れはてた世界を歩き続けながら
Searchin' for light in the darkness of insanity
狂気の沙汰の中でも希望の光を探している
I ask myself, is all hope blasted?
すべての希望は枯れてしまったのか、と自問しながら
Is there only pain, hatred and misery?
この世界には苦痛と憎悪、そして貧困しか残っていないのかと・・・

And each time I feel like this inside
こんな憂鬱な気分になるといつも
Just one thing I want to know
知りたくなる事が一つだけあるんだ
What's so funny 'bout peace, love and understanding?
平和、愛、そして理解しあう事のどこがおかしいんだい?
Oh! What's so funny 'bout peace, love and understanding?
なぁ、平和、愛、そして理解しあう事ってそんなダサイのかい?


★デモMCをやってみよう(できたら2人1組で)ワークショップ
「MC」ワークショップを企画する動機も

「私たちは/デモ中に/言葉を使って/もっと豊かに表現することができるはず」

というものです。
しかし、「路上で」「歩きながら」「不特定多数に向かって」声を発するという経験は、学校の授業でも社会でも体験しません。経験値が低いため、準備なしに(ぶっつけ本番で)行うのは容易ではありません。

言葉をちゃんと準備していないデモが少なくありません。過度に単純化された言葉で、そのくせ難しい言葉だったり、内輪でしか意味が了解されない言葉だったり。あるいはハイテンションに頼ったり。語尾を長く延ばす。とにかく命令調、などなど。
私たちの「声と言葉」の可能性はもっといろいろあると思うのです。

言葉の面。

路上での「語り手」と「聴き手」の関係では、語り手は短い時間(20秒?)で表現を成立させないといけない。だからどうしても短い言葉になる。そういう制約下でも、いろいろな可能性があると思うし、共感を形成したり問題提起したりできると思うのです。

リズム、イントネーション、声の質。

「声」の文化は、実は多彩にあり、リズムや声質など、いろいろな手法が試されています。音楽でもラップを始め多彩にあり、演劇でもさまざまな手法があり、他にも落語・漫才・香具師浪曲・詩吟・ピン芸人ポエトリーリーディング競艇予想屋・アキバの路上販売・駅弁売り・アメ横の売り子(以下略)…
あるいは、非・マッチョ的なMCの可能性。

2人1組でMCをやってみたら、ソロMCが陥りがちな傾向(一本調子になる・命令調になる…)とは異なる「声の文化」が生まれるかも。2人の「声」の絡み方は例えば

・二人で声を揃えて一つのテキストを読む(ユニゾン)。
・二人で交互にしゃべる。
 例;Aさん「私たちは夢見る、世界中の武器が消え去ることを」Bさん「私たちは夢見る、世界中の軍隊が消え去ることを」
・二人で交互に、少し声を重ねながらしゃべる。
・片方が同じ言葉を繰り返し、片方がさまざまなバリエーションを読み上げる。
 例;Aさん「私たちは夢見る」Bさん「世界中の武器が消え去ることを」Aさん「私たちは夢見る」Bさん「世界中の軍隊が解散することを」Aさん「私たちは夢見る」…
・片方が主にしゃべり、片方が合いの手を入れる。
例;Aさん「私たちは夢見る、世界中の武器が消え去ることを」Bさん「沖縄、三沢、座間・横須賀!」
・片方が長いテクストを読み上げ、片方がアドリブで短い言葉を発する。
 例;Aさんは「フェスタ」呼びかけ文を読み上げる。Bさん「軍隊なんていらない!」
・二人で会話風に。あるいは漫才風に。

このように、2人の「声」の関係性は多様にありえます。いろいろ試してみましょう。
上の例では「私は夢見る」というフレーズを取り入れてみました。このフレーズは、ルーサー・キング牧師の「ワシントン大行進での演説」などで使われているフレーズです。

こういうフレーズを媒介に、言語化されていない私たちの「欲望」「希望」を言葉にできるといいですね。


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★15時半〜17時@2階コミュニティールームA
おはやしデモコールワークショップ

聞いて驚け!見て笑え!
唱えて楽しい おはやしデモコール

作製のための五か条
一、とにかく簡潔にすべし!
二、「ミメーシス」効果をねらうべし!
三、リズムと節に心血を注ぐべし!
四、まぬけコールの馬鹿となれ!
五、誠実な叫びが心を打つ
(詳しくは当日を待て!)

★15時半〜17時@2階コミュニティールームA
サウンドデモのためのDJ&サンプリングワークショップ」

参考:去年のサウンドデモ後、DJが回したアフターパーティーについて
http://www.magazine9.jp/karin/081203/ 
>解散地点の宮下公園にサウンドシステムを持ち込み、DJが流す音楽で私たちは踊りまくるアフターパーティーに突入した。ものすごい寒空の下なのに、みんな汗だくだ。麻生邸に行こうとして逮捕されたりしたけど、今回のデモは1人の逮捕者を出すこともなく終えることができた。警察は何度も警告を出してきて、その中にはなぜか「凶器準備集合罪」とかいうワケわかんないものまであったらしいけど、とにかく私たちは最高のデモを終えた。それがみんな嬉しくて嬉しくて、次々と人が胴揚げされていく。私も胴揚げされた。生まれて初めての胴揚げだ。パーティーの最後、良心的兵役拒否をしている韓国の若者(日本の大学に通っている)が、言った。「国境なんて関係ない! 馬鹿馬鹿しいナショナリズムを超えて連帯しよう!」なんて美しいまとめ。「連帯」。ああ、この言葉に「照れ」がない世代で良かった。

英語告知文の完成版です。

「抵抗の発明」も、北朝鮮へのバッシングも、パレスチナも、アフガンも、沖縄も、国際的なテーマ。ぜひ外国の人や外国の掲示板にも広めてくだされ!

WAR-RESISTERS’ FESTA 09!
Inventing Limitless Resistance

PROGRAM
28th and 29th Novevmber 2009
Venue; Yotsuya hiroba (5 mins. walk from Exit A2, Yotsuya
3chome, Metro Marunouchi Line)
Map:http://www.yotsuya-hiroba.jp/chizu.pdf
Pamphlet: 500 yen (valid for 2 days)

On the earth
Life carried on by murders
Society kept going by control over others
And economy worked out by endless wars
What a sick the world is!

Whatever we refuse to lead such life
We ALL are caught up in the system of killing/murdered, wasting/disposed and selecting/excluded...
No matter how we pretend as if we didn’t know, it is OUR issues

Oppression, massacres, hunger, plague
Poverty, looting, discrimination, prejudice…
Different words point to the same meaning: wars against our lives
Wars occur in everywhere and everyday

No place to escape from this world
No space for freedom
Suffering from suffocating
It’s time to RESIST
Do not let yourself die
Start resisting whatever we can
Amid the war system, let’s commit to resist like crazy
Beat our brains out for a possible resistance
“INVENT RESISTANCE” with our wisdom
Join us our attempt of resistance and antiwar action!

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11月23日時点での賛同一覧、ブース出展団体紹介です。

賛同への反映がされていないなど、担当者のチェックミスや怠慢による不手際をお詫びいたします。誠に申し訳ございませんでした。以降より更新頻度を高めていきます。

★11月23日時点での個人賛同:96人
雨宮処凛(作家)/飯岡恵美(あかねスタッフ)/いか(わいわいレボリューション野川の会)/石塚淳(生・労働・運動ネット)/石原喫苦(靖国解体企画・琉球)/石原俊(明治学院大学教員)/石嶺和宏(市民)/イダヒロユキ(ユニオンぼちぼち)/市川説子/壱花花(風刺漫画家)/ITOKAN(RAGE&FOOTBALL COLLECTIVE)/稲垣豊(ATTAC首都圏)/Irregular Rhythm Asylum/岩瀬学子/植松青児(労働者)/内田智之(a.p.u)/eko(フリーター労組)/大賀達雄(医療・福祉の戦争協力に反対する連絡会議)/大平正巳(自由と生存の家実行委員会)/大村智明石書店労働組合)/大山千恵子(行政書士)/岡井友穂/岡田健一郎(学生)/小川てつオ(宮下公園をナイキ化計画から守る会)/柏崎正憲(在日倭人)/勝村宏/神長恒一(あかね利用者)/菊地謙(フリーター全般労働組合)/京極紀子/K介(竹馬パペティスタ)/金浦蜜鷹(観光左翼)/KTN(不謹慎ズ)/小笹吉彦(丹澤農村青年社)/小島鐵也(氷河期世代ユニオン)/小塚太(ピースネット/市民平和基金)/木番伊佐夫(三一書房労働組合執行委員長)/桜井大子/桜マサムネ(甘み屋カリン党)/佐藤信三(自由労働者組合)/雑音ちゃん(靖国解体企画)/さとうしゅういち(生存のためのメーデー広島実行委員会)/嶋田悦司(9条改憲阻止の会)/島袋陽子(琉球センターどぅたっち)/清水貴子(仙台)/清水直子フリーライターフリーター全般労働組合執行委員)/新こういち(社会評論社)/杉村和美(フリーエディター)/鈴木剛東京管理職ユニオン)/首藤久美子(モガディシオ)/須納瀬淳/園良太(憲法カフェ/フリーター労組)/高明伸(病者)/竹村洋介(近畿大学文芸学部教員)/田中栄子/田仲康博(国際基督教大学)/田野新一(フリーター労組)/津村洋(キューバ連帯の会)/鶴見済フリーライター)/DJ mix noise(フリーター労組)/徳永理彩/匿名希望(某公務員労働組合員)/友成いくこ/内藤進夫(アルバイト派遣パート関西労働組合・副代表(神戸オフィス相談員)/ねぎぼうず/根来祐(映像作家)/野本陽吾(エコアクションかながわ代表)/藤井光(美術家)/ふじききみひと(出版社勤務)/衾庄司(東京都民)/布施えり子(フリーター全般労働組合共同代表)/踏足いさみ(最近物忘れが酷い初老厨二病フリーター)/星将隆(三多摩野宿者人権ネットワーク代表)/星野恵/細(プー太郎)/細木悟/細野秀太郎(オルタ)/本田さゆみ(札幌)/牧野祥久(医師・社会倫理研究)/松浦敏尚(特定非営利活動法人 市民メディアセンターMediR)/松平隆史(精神科ソーシャルワーカー)/松原明(ビデオプレス)/三浦仁士(フリーター全般労組)/美野武三(RAGE&FOOTBALL COLLECTIVE)/武藤ユタカ/村上らっぱ(靖国解体企画)/茂住衛/茂木遊(戦争に反対する中野共同行動)/本橋哲也(東京経済大学)/ヤエヲッティ(ワラビっ子クラブ)/安田ゆきひろ(レイバーネット日本)/柳田真(たんぽぽ舎)/山川太郎(仮)/山川宗則/山口素明(予備校講師)/ヨシダナオト(アパレルユニオン)/wattan(非正規警備員)/非公開(5名)

★団体賛同・30団体:明石書店労働組合東京ユニオン明石書店支部)/医療・福祉の戦争協力に反対する連絡会議/キューバ連帯の会/KDP(勝手にダイダラボッチプロジェクト)/関西非正規労働組合・ユニオンぼちぼち/社会主義理論研究会(池袋派)/自由と生存の家実行委員会/すぺーすアライズ/生存のためのメーデー広島実行委員会/生・労働・運動ネット(富山)/立川自衛隊監視テント村/Champon/抵抗食の会(仮)/ディストピアTOKYO〜不穏で不安な「東京都安全・安心まちづくり条例」に反対するプロジェクト/日米安保条約無効訴訟の会/NU☆MAN/沼津エスペラント会/反天皇制運動連絡会反貧困ネットワーク/陽のあたる毛の会/ピリカ全国実関東グループ/フリーター全般労働組合/フリーターユニオン福岡/ヘイトスピーチに反対する会/VOICE OF ANTIFA(右翼排外主義に反対する声)/みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会/模索舎(有志)/靖国解体企画/琉球センターどぅたっち/劣化ウラン兵器禁止市民ネットワーク

★賛同団体紹介(●は11月29日にブース出展します!)

●すぺーすアライズ

・生・労働・運動ネット http://net-jammers.net/jam/
私たちに否応なく「生」の困難を強いる資本主義を「具体的に見限る」ことに向けて、市場経済の外の「生」の創造への〈鍵〉を手探りすることを、富山の私たちは試みてきました。また、この間、私たちが取り組んできた路上生活者への炊き出しや、元路上生活者の生活保護取得の支援などから更に一歩を進めて、ささやかではあれ、〈食〉の「分かち合い」を軸に、互いに生きることを支え合うアクションへと踏み出すことも計画しています。「反戦と抵抗の祭」の大半の参加者たちと比して、かなり年長の私たちですが、そこでの「抵抗の発明」を共有し、自らの「糧」にできればと思います。

社会主義理論研究会(池袋派)

●自由と生存の家実行委員会

●Champon

●抵抗食の会(仮)

日米安保条約無効訴訟の会 http://www.cscreate.net/anpo_mukou/

反天皇制運動連絡会
反天連26年(たぶん)。天皇イベントへの対抗アクションとしての集会やデモのほか、戦争をする国家と天皇制の密接なつながり、日本社会に重層的に巣くう差別のしくみと天皇制の関係、戦後民主主義天皇制の問題等々、紐解く作業を常に意識的に並行してやってきた。天皇制は知れば知るほど反天皇制になる、という法則は正しい。だから言論活動も止められない。みなさま、どうぞご一緒に。地獄のようなパラダイスへ、ようこそ!

●陽のあたる毛の会

フリーター全般労働組合

●VOICE OF ANTIFA(右翼排外主義に反対する声) http://voiceofantifa.net/
Voice of ANTIFA(VOA)というネットラジオを放送しています。ちなみにANTIFAとは反ファシストのこと。昨今跳梁する右翼ファシストに対峙し勝利するため、メディアを武器に闘うアクティヴィスト集団です。今年四月、蕨市で右翼の横断幕を奪い逮捕された矢部史郎がラジオを通して反ファシスト情報を発信しています。更新は月二回、一日と一五日です。ぜひご聴取のほどを。自由の敵、文化の敵、ファシストを通すな。

模索舎(有志)

劣化ウラン兵器禁止市民ネットワーク
新たなヒバクシャを生み出している「放射能兵器」とも言える劣化ウランウラニウム)兵器禁止の世論形成と、劣化ウランの影響により白血病や様々なガン等に苦しむイラクの子供達などへの医療支援を行うために、2004年3月に結成しました。現在、11の団体と個人により構成され、月2回の会議(事務局と定例会)、月刊ニュースの発行、各種集会・学集会・写真展等の実施、写真パネル等の貸出し、医療支援カンパの取り組み等々を実施しています。

●個人ブース出展:甘み屋カリン党

11月20日時点での企画概要、出演者です。

いよいよあと1週間でフェスタ当日ですが、今の時点での企画の概要です。
呼びかけ文、賛同願いは http://a.sanpal.co.jp/r-festa/ をご覧ください。

反戦と抵抗の祭〈フェスタ〉09――無数の抵抗を発明する

全体会場:「四谷ひろば」(元小学校跡地、地下鉄丸の内線 四谷3丁目駅A2出口から徒歩5分)
地図:http://www.yotsuya-hiroba.jp/chizu2.pdf
資料代:500円(2日間通し)

11月28日(土)13時〜21時
四谷ひろば・B 2階/3階

「抵抗の発明」ワークショップ
企画詳細は http://d.hatena.ne.jp/hansentoteikounofesta09/20091126

●13時〜15時30分@2階コミュニティールーム2
イラク戦争を地図から可視化するワークショップ
イラク戦争は今も進行しているにも関わらず、情報は隠蔽され、風化されようとしています。 ですが、大量無差別戦争は行われています。みんなで、地図から可視化しませんか。

●15時半〜18時@2階コミュニティールーム2
・かんたんプラカードで「言葉の群れ」をつくろう! ワークショップ
このワークショップを企画するそもそもの動機は、
「私たちは/デモ中に/言葉を使って/もっと豊かに表現することができるはず」
というものです。

・デモMCをやってみよう(できたら2人1組で)ワークショップ

●15時半〜17時@2階コミュニティールームA
サウンドデモのためのDJ&サンプリングワークショップ
サンプラーを用意しました、デモ中のDJやそのための音源を一緒につくりましょう。

・「おはやしデモコールワークショップ」
聞いて驚け!見て笑え! 唱えて楽しい おはやしデモコール 作製のための五か条 (詳細は当日に)

18時〜20時45分@3階多目的ホール
車座でのディスカッション
「〈反北朝鮮ナショナリズムを止める」
報告:三宅勝久さん(ジャーナリスト、著書に『自衛隊員が死んでいく――鞘I自殺事故”多発地帯からの報告』花伝社
キム・ソンハさん(韓国徴兵制と人権侵害を考えるPANDA)参考:http://www.magazine9.jp/karin/090930/
司会:ヨシダナオト(アパレルユニオン)
企画詳細:http://d.hatena.ne.jp/hansentoteikounofesta09/20091124<<

18時〜20時45分@2階コミュニティールーム4
「Let's反戦生活〜パレスチナの占領と私たちの無関心を終わらせよう〜」
報告:田浪亜央江さん(「スピークアウト&デモ:イスラエルは占領とガザ侵攻をやめろ!」実行委員会)、「怒りのパレスチナ」実行委員会による映像上映。参考:http://reishiva.exblog.jp/11217668/ 
「怒りのパレスチナ」第1段映像★:http://www.youtube.com/watch?v=DzgBDThtSY4&feature=player_embedded
企画詳細:http://d.hatena.ne.jp/hansentoteikounofesta09/20091124

11月29日(日)11時〜21時
四谷ひろば・1階講堂(デモはもちろん街頭です)

11時〜12時
ブースを自由に見て回れる時間です。
Champon Radio #1 「見えない隔離壁の中で生きる」足立正生(映画監督)×志賀直輝(アナキスト
もやってます! 会場のトークをインターネットで生中継です。

12時〜12時半
・「戦犯ブッシュを裁く! 11.3緊急アクション」実行委員会からの映像と報告。
山口素明(「反戦と抵抗の祭<フェスタ>09」実行委員会)
「11.12→14 オバマ来日抗議アクション」の映像と報告。柏崎正憲(在日倭人

12時半〜メイン討論
オバマと鳩山は沖縄とアフガンの声を聞け――民主党政権を超えて」
報告:・長谷部貴俊さん(日本国際ボランティアセンター・アフガニスタン担当)
・外間三枝子さん(沖縄一坪反戦地主会・関東ブロック)
司会:茂木遊(「反戦と抵抗の祭<フェスタ>09」実行委員会)

企画詳細:http://d.hatena.ne.jp/hansentoteikounofesta09/20091125/1259040256参考:「戦犯ブッシュを裁く! 11.3緊急アクション」http://a.sanpal.co.jp/r-festa/bush.html
「11.12→14 オバマ来日抗議アクション」http://d.hatena.ne.jp/hansentoteikounofesta09/20091114

14時30分〜
ブース出展団体によるマイクアピール(賛同団体より)
フリーター全般労働組合、みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会、ヘイトスピーチに反対する会、ほか →デモに向けて準備開始

16時〜
新宿アルタ前方面へサウンドデモ
〜全てをここへ! 多様な表現で反戦と抵抗を訴え、新宿を揺るがそう〜

デモコース決定!!(歌舞伎町前・西口・南口と新宿の繁華街をそうなめし、アルタ前広場をぐるっと1周してゴールする前代未聞のコース!)
★四谷ひろば〜新宿通りを左折〜明治通りを右折〜靖国通りを左折〜新宿西口大ガード下を左折〜新宿駅西口〜甲州街道を左折〜新宿駅南口〜明治通りを左折〜新宿通りを左折〜新宿アルタ前広場をぐるっと1周〜アルタ前広場にゴール

※楽器、プラカード、オブジェ、コスプレ、独自のアピールなどぜひそれぞれ持ち寄ってください! 
マイクアピールをした団体の隊列にもぜひ加わったりして、一緒に歩きましょう! サウンドデモの詳細は              
http://d.hatena.ne.jp/hansentoteikounofesta09/20091126   

18時半(予定)〜
四谷ひろばに戻り交流会!+
「<フェスタ>実行委員が語るこれまでの<フェスタ>と時代」(映像とともに)
反戦:茂木遊(「反戦と抵抗の祭<フェスタ>実行委員)
サウンドデモ:noiz(<フェスタ>04〜07年実行委員)
反弾圧:金城栄司(きんじょうえいじ・フリーター全般労働組合法律対策部)

主催:「反戦と抵抗の祭〈フェスタ〉09」実行委員会 
メール:war_resisters_fes09(at)yahoo.co.jp
Web:http://a.sanpal.co.jp/r-festa/
ブログ:http://d.hatena.ne.jp/hansentoteikounofesta09/
〒160-0023 東京都新宿区西新宿4-16-13 MKビル2階 フリーター全般労働組合 電話/FAX:03-3373-0180

【紹介】フラッシュモブ「どれだけの人が死んだら、もうたくさんだと気がつくの?」

11月28日(土)午前11時から以下のアクションがあるというお知らせがまわってきました。面白そうです。
転送・転載歓迎とのことですので、あちこちに広めましょう。

フラッシュモブ「どれだけの人が死んだら、もうたくさんだと気がつくの?」

実施日時  11月28日(土)11時〜12時
場所     新宿駅東口アルタ前広場

さまざまな戦争で、多くの民衆が殺戮された出来事を、私たちは数多く記憶しています。
しかし、戦争という手段を手放したくない者たちは、殺戮の記憶を風化させようと画策し、忘却への圧力をかけ続けています。

1年前のガザ侵攻・占領をほとんど報道しなくなったマスコミ、南京事件沖縄戦従軍慰安婦問題を否定・歪曲する企て(歴史修正主義)、東京大空襲の資料館を建設しない東京都…これらは「忘却」を促すという意図で通底するものです。

そういう「圧力」に対するささやかな「抵抗」として、フラッシュモブを行いたいと思います。

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・11月28日(土)午前11時、新宿駅東口アルタ前広場に「戦争」「殺戮」に関わるテクスト(書籍・新聞記事・自作の詩など、ジャンル不問)を携えて集まる。

・11時より小さな声、大きな声、自分に合った方法で読み始め12時に解散。

・知人にメール・SNS・ブログ等で告知して、広範な参加を呼びかける。

参考画像(09年3月22日)http://www.youtube.com/watch?v=XJJAKakKOuw&feature=related

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テクストはパレスチナイラク、アフガン、チェチェン、沖縄、チベット日中戦争東京大空襲、広島、長崎、ホロコーストなど大規模な殺戮に関するもの、小規模の殺戮に関するもの、多様にありうるでしょう。書籍でも、新聞記事でも、自作の詩でもOKです。

ボブ・ディランは、「風に吹かれて」の中で「どれだけの人が死んだら、もうたくさんだと気がつくの?」(how many deaths will it take till he knows that too many people have died?)」と歌いましたが、個別な出来事に関するテクストが同時に発語され、言葉の群れになったとき、「私たち民衆は殺されすぎた、あまりにも多く」というメッセージが浮かび上がってくるはずです。

 「風に吹かれて」には、「how many ears must one man have before he can hear people cry?いくつ耳をつけたら、人々の叫び声が聞こえるのだろう」という歌詞もあります。彼らに「耳」を付けさせるために、この1時間限定のアクションへの参加を呼びかけます。

フラッシュモブFlash mob):不特定多数の人間が公共の場に突如集合し、目的を達成すると即座に解散する行為。

オバマ来日抗議・直接行動のレポートその2です

CHANGEは「儀式」? オバマへの抗議アピールに行ってきた

(記事「11月12日→14日、オバマ来日抗議行動やりました!」も読んでください)http://d.hatena.ne.jp/hansentoteikounofesta09/20091114/1258213309
映像は http://www.youtube.com/watch?v=Lved_Ert3Sc

11/14(土)赤坂サントリーホールオバマ米大統領の演説があった。今後のアメリカのアジア政策について話されるとのこと。
すると当然、アフガンへの派兵継続や、沖縄をはじめとするアジアの軍事基地のことも、話題としては直接出てこなくとも、問題としては意識されているだろう。

先月には、ゲーツ国防長官が岡田外相に「オバマ来日までに普天間基地移設の話に決着をつけろ」と、まさに脅しをかけていた。岡田はかなりうろたえた対応をしていた。
民主党マニフェストは沖縄の基地問題についてはあいまいに「負担軽減」を掲げただけだったが、やはり実際こんなものなのか。
またもや沖縄に住む当事者抜きに基地の話を進めるの?
政権交代とかCHANGEとかって、要するにこんなものなの?

お偉いさんが当事者を無視するならば、無視するなと言ってやるしかない。
というわけで、「沖縄とアフガンの声を聞け」というメッセージを届けるために、サントリーホールに正装+横断幕で行ってきた。
もちろん、「反戦と抵抗のフェスタ」が沖縄やアフガンを代表しているつもりはない。アフガンや沖縄の人と違って数百円の交通費でホールに来れるのだからということで、当事者の「代わりに」ではなく、ただ「おまえら当事者の声を聞きに行けよ」と言いに行ったのである。

残念ながら、ホール付近で横断幕を拡げようとしたその瞬間、多数の警察関係者に囲まれて、あっという間に排除されてしまった。
これって当たり前なのかなあ? どこの国でも大きな政治家が演説したりするときには、会場の周りにさまざまな主張の書かれたプラカードや横断幕がひしめいていたりするけれど。
排除の法的根拠を聞いても「ダメなものはダメだ」式の答えしか返ってこなかったし。(ちなみに、もちろん危険物の類はもっていなかったし、別にセキュリティチェックに応じてもよかったんだけど。)
やっぱり、この国の地金は権威主義ということだろうか。

ところで、排除のとき警察関係者のひとりが言ったのが、「お前ら儀式を破壊するつもりだろう」のひとこと。
少なくとも警察関係者は、あのオバマ大統領の演説を、こともあろうに「儀式」だと思っているのだ。
「儀式」ということは、演説の内容が問題ではなくて、ただ儀礼的にプログラムをこなして、それでお互いの仲を――というか「ぼくたちなかよし」という幻想を――再確認することが目的だったのだろうか。
あるいは、演説の内容はすべて結論ありきのことで、みんなそれに従うといいことあるよ、というアピールだけが目的だという意味で、「儀式」なのだろうか。
あのー私たち、オバマさんが国際政治について何かしら意味のあることを言って、それを聞いたひとたちも世界のさまざまな問題について考える、ということが主旨だと思って来たのですが。そうでなきゃわざわざ赤坂なんかに来ないよ。
これでは、どだい警察と話がかみ合うはずもない。かれらにとって、政治なんてものは「儀式」で、みんなは黙ってその「儀式」に従っていればいいのだ。

ところが、当のオバマや鳩山も、今回の来日を「儀式」だと思っていたのかもしれない。
オバマ自身も、13日の鳩山との会談ではゲーツと同様に普天間問題に早期決着をつけろ(つまりこれまでの移設計画でやれ)と言っていたようで(読売11/15朝刊)、やはり結論ありきだった。
鳩山も鳩山で、翌日にシンガポールで「オバマの要求する移設案にはこだわらないよ」と言ったようだが、じゃあ会談のときに直接そう言えよ!
けっきょくはオバマも鳩山も、もともと軍事以外には大した実体もなく、今後ますます実体のなくなっていくだろう「日米同盟」が、「まだなくならないよ!」ということを確認するために、「儀式」をしただけなのだろう。
(いわゆる日米同盟って、やはり安保条約のことなのでしょうか。じゃあせめて「日米軍事同盟」と言い改めてほしいもの。)

沖縄にとって、アフガンにとって、そして戦争や軍事制度による害をこうむっているさまざまな地域にとって、CHANGEとは何なのか。
それが分からない人たちがまだまだいっぱいいる。
だから、もっと多くの「反戦と抵抗」を!

【11/28、13時〜】「イラク戦争を地図から可視化する」ワークショップ

反戦と抵抗の祭<フェスタ>2009
「抵抗の発明」ワークショップ開催。<イラク戦争を地図から可視化する>

イラク戦争は今も進行しているにも関わらず、情報は隠蔽され、風化されようとしています。
ですが、大量無差別戦争は行われています。みんなで、地図から可視化しませんか。

反戦と抵抗の祭09今年のフェスタのテーマは「抵抗の発明」。様々な反戦に関する表現方法がありますが、
このフェスタではどのような方法があるか、具体的に模索を試みます。ワークショップ、討論会、上映会、シンポジウム、意見の交流、啓発、そしてデモを行い、反戦の抵抗の表現をする予定です。その中のワークショップは、イラク地図から実際のイラク戦争とは何だったのかということを、参加者みんなで作り上げていき、可視化する、そして具体的な言葉や声に落としていきます。

このワークショップの特徴は、みんなで戦争を調べ、イラクの地図に実際の報道からわかる市民の死傷者や、デモ、アメリカ兵の人数、兵器の種類を付箋やマジックで書き込み、曖昧で隠蔽されているイラク戦争を一目で参加者がわかることにあります。さらに、単なる受け取った情報だけでなく、デモで使用する言葉やMC、声の表現を参加者が、多様な表現をしていくところまで落としていきます。

地図から見えることは数多くあります。今回、3種類の大きな地図を用意しました。バグダッドと、イラク全体、それと世界地図です。そこに付箋やマジックで実際に書き込んでいきます。2007年民間人の死傷者が8万人を超え、モスクが攻撃され、フランスやイギリス、日本でデモが行われました。劣化ウラン弾も投下され、ジャーナリズムも狙撃され、人質も数多く捕らえられました。自爆テロも数多く発生しています。また世界でどの国がこの侵略戦争に加担したか、地図上で把握することは、文字を追うだけでなく、視覚的に把握できる試みとなるはずです。さらに個人の一人一人の内なる言葉や声で、表現する方法も試みていきます。

ともに表現していきましょう。

日時:2009年11月28日(土) 13時から15時半 場所:四谷広場、コミュニティルームA
主催: 反戦と抵抗の祭<フェスタ>09実行委員会 屋内企画:2009年11月29日(日)
場所:四谷ひろば・講堂(元小学校跡地、地下鉄丸の内線 四谷3丁目駅A2出口から徒歩5分
メール:war_resisters_fes09(at)yahoo.co.jp